「プロバイオティクスのヨーグルトの種類や効果!」
ダイエットや便秘に効果的だと言われているヨーグルトですが、ヨーグルトには非常に多くの成分が含まれていることをご存知でしょうか?
ビフィズス菌などはヨーグルトに含まれているものの代表的な所なので、ご存知の方は多いかと思います。
しかし、ヨーグルトに含まれている健康的な菌はビフィズス菌だけではありません。
そこで今回は、ヨーグルトに多く含まれている『プロバイオティクス』というものについて詳しくご紹介していこうと思います。
例えば、プロバイオティクスの働きや効果はどのようなものなのか?であったり、プロバイオティクスにはどのくらいの種類があるのか?であったり、プロバイオティクスが含まれるヨーグルトの種類や効果などについて、詳しく解説していきますね。
概要
プロバイオティクスの働きや効果とは?
プロバイオティクスとは、ギリシャ語が由来になっているものであり、『健康の為に』という意味が込められていると言われております。
つまり、非常に人間の健康を促進してくれる善玉菌だということが、名前からもお分りいただけるかと思います。
そんなプロバイオティクスですが、比較的このプロバイオティクスに当てはまる菌というのは多く、『人間の体に良い働きをする細菌』のことはすべてプロバイオティクスと呼ぶのです。
では、どのような働き持っている菌を『プロバイオティクス』と呼ぶことができるのかをご紹介していこうと思います。
まず一つが、胃酸によって死んでしまうことなく腸まで届く菌であることが条件です。
それだけではなく、以下の条件も重要となります。
・腸で増える菌であること
・腸の中の腐敗物質を減らしてくれる効果があること
・食品としてだけでなく医薬品としても安全であること
・簡単に摂取できること
・抗菌性物質の生産を抑制してくれる働きがあること
などがあげられます。
これらの条件を満たしているものが『プロバイオティクス』と呼ばれるということです。
プロバイオティクスの種類とは?
プロバイオティクスには、様々な種類あると言われております。
その種類によって働きも大きく異なってきますので、自分にあったプロバイオティクスを選ぶことも非常に重要となってきます。
今回は、そのプロバイオティクスの種類をいくつかご紹介していこうと思います。
まず一つ目が『ラクトバチルス・プランタラム』という種類のものです。
これは、主に漬け物に含まれている乳酸菌です。
ぬか漬けやキムチなどに多く含まれているということですね。
二つ目が、『ラクトバチルス・ビレビス』という種類のものです。
これも主に漬け物に含まれている乳酸菌です。
漬け物が発行していく時に必要な乳酸菌として知られております。
三つ目が『ペディオコッカス・ペントサセウス』という乳酸菌です。
これは、塩分や酸に強い乳酸菌として知られております。
野菜の青臭さを消してくれる働きを持った乳酸菌だとも言われております。
そして四つ目が『ラクトバチルス・カゼイ』という乳酸菌です。
この乳酸菌は非常に酸に強いと言われており、胃の中に入ってもあまり死なない乳酸菌であり、多くが腸まで届けることができると言われております。
これ以外にも多くの種類のプロバイオティクスは存在していますので、ぜひ色々な種類、効果を調べてみてくださいね。
プロバイオティクスが含まれるヨーグルトの種類や効果とは?
近年は、プロバイオティクスが含まれているヨーグルトが非常に多くなってきました。
コンビニなどでも普通に販売されておりますので、成分を確認して購入してみてください。
ただ、注意しなくてはならない店もいくつかあります。
それは、プロバイオティクスの働きを促進するための『プレバイオティクス』というものが含まれているヨーグルトも近年増え始めたという事です。
このプレバイオティクスには、オリゴ糖や食物繊維が非常に多く含まれており、これら二つを合わせるとより、腸内環境を整えてくれる働きが活発になると言われております。
そして、ヨーグルトに含まれている『プロバイオティクス』こそが最も効果的だとも言われております。
これはどういう事かというと、プロバイオティクス単体で摂取する時よりも、ヨーグルトに含まれたプロバイオティクスを摂取した時の方が、胃酸によって死んでしまう数も減り、より腸まで届きやすいと言われているのです。
ですから、腸内環境を整えるためにも、積極的にヨーグルトを食べてプロバイオティクスを腸まで届けていきましょうね。