残便感や便秘や痔で出血?薬で解消は?

 

排便してもまだ便が出きっていないような残便感を引き起こす原因として考えられるのが便秘です。便秘で便が固くなると、排便する時に肛門に大きな負担がかかり出血や痛み等を引き起こします。

 

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このように肛門に負担がかかる事によって起こる病が痔です。また、残便感を解消しようとトイレで頻繁にいきんだり、長い時間座り続けたりするのも痔を引き起こす原因になります。

 

便秘の状態が続いてお腹が気持ち悪いと感じる時には便秘薬が効果的です。ただし、便秘のタイプによって最適な便秘薬は違いますので、自分の便秘のタイプを十分に把握してから使う事が大切です。

 

また、薬に頼らず自力で排便できるように、食生活や生活習慣の改善に努めましょう。薬を使わずに便秘を改善する方法としては、水分補給、食物繊維を沢山摂る、発酵食品を積極的に摂る、リラックスする時間を作る、便意を我慢しない、朝にトイレに行く習慣をつける、軽い運動をする等が挙げられますが、自分の便秘のタイプに合わせて対処しましょう。

 

便秘が解消されれば、便秘が原因となって起こる残便感や固い便によって肛門に負担がかかるために起こる痔も、次第に解消されていきます。

 

残便感や便秘、痔による出血の原因や症状

便秘がちだと感じている人は、排便してもまだ便が出きっていないような残便感にしばしば悩まされます。残便感を引き起こす原因として一番に考えられるのが便秘です。

 

大腸の病や形質の異常のために便秘が起こる事もありますが、一般的に便秘と呼ばれる慢性便秘には弛緩性便秘、痙攣性便秘、直腸性便秘があります。

 

・弛緩性便秘は肛門に近い方へ徐々に便を送り出す蠕動運動が弱く、便が先に送り出せなくなって起こる便秘

 

・痙攣性便秘は腸が痙攣を起こして便がスムーズに送り出せなくなって起こる便秘

 

・直腸性便秘は便が肛門の手前の直腸まで運ばれていながら、肛門付近に便を出しにくくする問題があったり、便意を我慢した結果直腸の感覚が鈍化して便意を感じにくくなったりして起こる便秘です。

 

 

便秘で便が固くなると、排便する時に肛門に大きな負担がかかり出血や痛み等を引き起こします。このように肛門に負担がかかる事によって起こる病が痔です。

 

痔にはお尻の血行が悪くなって血管の一部がこぶ状になるいぼ痔、肛門の皮膚が切れたり裂けたりして肛門に傷がつく切れ痔、肛門の周りに膿がたまり膿が流れ出るトンネルができるあな痔等があります。

 

いぼ痔や切れ痔では、排便の際に出血したり、お尻が痛くなったりする事があります。便秘で便が固くなると、ますます肛門に負担をかけて痔を悪化させますし、痔の痛みや出血への不安から排便が苦痛になりさらに便秘を悪化させて悪循環になってしまいます。

 

また、残便感も痔を引き起こす原因になります。残便感があって気持ちが悪いので何とか便を出そうとしてトイレで頻繁にいきんだり、長い時間トイレに座ったりしていると、肛門に負担がかかって皮膚が切れてしまい、出血の原因になります。

 

このように残便感・便秘・痔は、密接に関わっていますので、毎日地道に残便感や便秘を解消する対策を行えば、痔の症状も改善できます。

 

薬で解消するには?

便秘の状態が続いてお腹が気持ち悪いと感じる時にお世話になるのが便秘薬ですが、便秘のタイプによって合う便秘薬は異なります。

 

弛緩性便秘の場合、腸の蠕動運動を活発にするダイオウ、センナ、アロエといった成分を含む刺激性の下剤が効果的です。ただし、刺激性の下剤は、効果が強いので不快な腹痛が起こりやすいです。

 

痙攣性便秘の場合、腸が痙攣を起こしており、腸の働きを活発にする刺激性の下剤はかえって便秘が悪化する事があるので、膨張性下剤や塩類下剤が効果的です。

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膨張性下剤は、便の量を増やす作用がある下剤で、バルコーゼ等が該当します。塩類下剤は、便の水分を増やし便を柔らかくして排便を促す作用がある下剤で、酸化マグネシウム、クエン酸マグネシウム等が該当します。

 

直腸性便秘の場合、何日も便通がなくお腹が張って気持ち悪い、便意は感じるがいきんでもどうしても便が出ない時は、便を出して直腸への負担を減らすために座薬や浣腸を使うのが効果的です。

 

ですが、座薬や浣腸を使い続けると、腸が浣腸による刺激に慣れてしまって効き目がなくなり、ますます自力で排便する力が低下してしまいます。

 

便秘のタイプによって最適な便秘薬は違いますので、自分の便秘のタイプを把握しないで便秘薬を使用すると便秘はさらに悪化してしまいます。

 

また、便秘薬を常用していると、腸が薬の刺激に慣れてしまうために薬の効きが悪くなります。

 

その結果、自力で排便する力が低下し、薬に頼らないと排便できなくなるので、薬を使わなくても排便できるように食生活や生活習慣を改善する必要があります。

 

便秘薬を使う場合は、自分の便秘のタイプを十分に把握してから使うと共に、自力で排便できるように食生活や生活習慣の改善に努めましょう。

 

薬以外で、徹底的に残便感や便秘、痔を解消する方法

便秘でお腹が張って苦しい状態を手っ取り早く解消するには便秘薬の効果は絶大ですが、便秘薬を使い続けていると、腸が薬の刺激に慣れてしまい、さらに強い薬を飲まないと便が出なくなります。

 

安易に便秘薬に頼るのは、自然に排便する力を低下させ、ますます便秘を悪化させる原因になってしまいます。

 

では、薬に頼らずに便秘を解消するのはどのようにすれば良いのでしょうか。

 

しっかり水分を補給する、食物繊維が豊富に含まれる野菜を沢山摂る、善玉菌を増やすためにヨーグルトやキムチといった発酵食品を積極的に摂る等が一般的によく聞く便秘対策で、日本人に最も多い弛緩性便秘に特に効果を発揮します。

 

しかし、便秘のタイプによっては逆効果になる場合があります。

 

痙攣性便秘の場合は、大腸が過剰に働いている状態なので、穀類・豆類・野菜に多く含まれる不溶性食物繊維を摂って腸の動きを活発にするのは逆効果です。

 

食物繊維を摂る場合は、海藻類・果物等の水溶性食物繊維を摂るようにすると腸への刺激を少なくして便通を良くできます。また、痙攣性便秘はストレスが大きな原因になっていますので、リラックスする時間を作るようにするのも効果的です。

 

直腸性便秘の場合は、便のかさを増やす不溶性食物繊維や、大腸の働きを活発にする刺激性の便秘薬は、かえって直腸の負担を増やしてしまい、症状を悪化させてしまう場合があります。

 

朝忙しいからとか、外でトイレをするのが恥ずかしいからといって便意を我慢してしまうと便意を感じにくくなって便秘を悪化させてしまうので、便意を我慢しない事が大切です。

 

また、便通は朝に起こりやすいので、便意を感じなくても毎朝トイレに行く習慣をつけると、朝に排便できるように次第に身体のリズムが整って来ます。さらに、骨盤底筋が常に緊張していて動きが悪いと、直腸に便がたまってしまいますので、骨盤底筋を緩める体操を行うのも効果的です。

 

便秘は運動不足が大きな原因になっています。身体に無理のないお腹周りのストレッチや腹筋運動、ウォーキング・サイクリング・ヨガといった有酸素運動を行うと便秘の解消が期待できます。

 

便秘が解消されれば、便秘が原因となって起こる残便感や固い便によって肛門に負担がかかるために起こる痔も、次第に解消されていきます。

 

宿便を出すには?薬?

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